「空気の器」インスタレーション
SORANO HOTELは、メインロビー天井の特徴的なルーバーから「空気の器」という紙のアートワーク500個を吊るすインスタレーションの展示をスタートした。SORANO HOTELのロビーを美術館に見立てて立体的にデザインし、華やかに、そして軽やかに彩る演出となっている。インスタレーション展示期間は2021年2月14日(日)までとなる。
「空気の器」は、空気を包み込むように形を自由に変えられる紙の器で、広げ方によって様々な形を作ることができる。立川市錦町に1963年創業した「福永紙工」と、建築設計をはじめ、インテリア、展覧会の会場構成、プロダクトデザインなど幅広くデザインを手掛ける「トラフ建築設計事務所」の協働でデザイン、制作された。SORANO HOTELがインスタレーションに使用した「空気の器」は、ホテルの自然でナチュラルなインテリアに溶け込むよう、白、ゴールド、シルバーの3色のみの構成され、市松模様やドットのパターンが箔押しされている。
また、SORANO HOTEL のインテリアデザインは、世界的に活躍するフランス出身、デザイン事務所キュリオシティのグエナエル・二コラ(Gwenael Nicolas)が館内全体を手がけた。特にエントランスやロビー天井に施されたルーバーはグエナエル・二コラの特徴的な意匠で、一歩ロビーに入れば、昭和記念公園の豊かな緑が視界に広がり、軽やかさを印象付ける天井のルーバーと相まって、自然でナチュラル、清々しさに溢れた空間となっている。