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ART TECHNOLOGIESにて「境界線を超える」ことをテーマにしたグループ展「Crossing the Border」を開催

アートサクスク事業やエキシビション・ギャラリー運営事業などを手掛けるArt Technologiesは、このたび、4人のアーティストによるグループ展「Crossing the Border」を2021年10月1日(金)から22日(金)まで開催する。継続的に行われる予定のこのプロジェクトでは、「境界線を超える」をキーワードに、多様な背景や特徴をもつアーティストたちが新作、旧作を展示する。

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展示アーティスト紹介

MARLON GRIFFITH

トリニダード・トバゴのポート・オブ・スペイン出身のアーティスト。2004年以降カーニバルデザイナーとして、ビジュアルアートとパブリックパフォーマンスを融合させた作品を世界中の様々な国で発表している。2009年からは日本に在住し、様々な日本の文化を学び取り入れることで、強い独自性を持ったクオリティの高い作品を制作している。サイモン・グッゲンハイム、テートモダン、2017年ベルリンビエンナーレなど国際的な展示多数。

同氏は、新型コロナウィルスの影響で多くの芸術祭が延期となる中、約2年をかけて、故郷の中米や日本で触れてきた事象をテーマに、紙の上での実験的な作品を制作してきた。本展では、1つ1つ丁寧に取り組んできた、墨によるドローイングの新作55点を発表する。

EIKO ISHIZAWA

奈良生まれ、19歳でオランダのアムステルダム移住。文化と自然の関係における人間性や超自然的なものとの関係についての疑問に対峙する。彫刻、インスタレーション、コラージュ、テキスタイルを通して、視覚的なファンタジーと無意味なユーモアをもって鑑賞者にアプローチし、現実のより広い視野を再導入することを試みる。

本展では、2008年に制作し、世界で大きな話題を呼んだ「Great Sleeping Bear」と、ギリシャで制作したプリント作品を日本初公開。本作を生活環境や、動物、熊という存在に対するスタンスの違う日本で発表することで、境界とは何かを問いかける。

RICH&MIYU

ロンドン出身のRichardと、日本出身のMiyuによるユニット。英語と日本語の両方でクリエイティブかつテクニカルなサービスを提供し、インタラクティブなデザイン、アート、リサーチの分野で活動している。 東京を拠点として国際的なプロジェクトに取り組んでいる。ロンドンのサマセット・ハウス、ラウンドハウスやサイエンスミュージアム等での展示、NEoN Digital Arts Festival、Lumiere Festivalなどのイベント、大規模なプロジェクションマッピングを使ったプロモーションなど。

本展では、LEDを使用した新作を発表し、アートとインタラクティブの境界を横断することに挑戦する。

kt

アメリカ人アーティスト。1996年バージニア州生まれ。バージニア工科大学でスタジオアート専攻を取得し、卒業後の2018年に日本に移住。2019年から個展やグループ展などに参加している。

本展では、現実とゲーム世界の境界が曖昧になることで生まれた代表作「Game」より、新作のセルフポートレートを展示する。

「Crossing the Border」開催概要

会期2021年10月1日(金)- 10月22日(金)
時間10:00-18:00 土日祝休
会場ART TECHNOLOGIES 東京都中央区日本橋横山町4-10
出展作家Marlon Griffith, Eiko Ishizawa, Rich & Miyu, kt
URLhttps://bit.ly/3F4fhIG