バーチャルミュージアム「In ART」がローンチ
いつでも気軽に行けるオンライン上の美術館「In ART」のウェブサービスが開始。3DCGを駆使して構築された「In ART」では、厳選されたアーティスト・画家による絵画作品がバーチャル空間に展示され、VRによる鑑賞から画家による解説動画(アートトーク)の視聴、購入(ミュージアムショップ)までできる。視聴無料で、24時間アクセス可能。すべての人に平等に開かれ、好きな時間・好きなデバイスでアートを楽しむことができる。
現代アートに興味があっても、なかなか作品がある場所まで実際に足を伸ばすのは難しく、今はコロナ禍で人が集まる場所に出歩くのも気になる中、いつでも気軽に行ける美術館。テレワークやオンライン会議、チャットツールによるコミュニケーションが増え、自宅に居る時間が多くなった現在、1人時間やWEBに滞在する時間は増えてきた。
「1人時間でも自宅にいてもアートを楽しめる、作品に触れることができる機会をつくりたい」「世界との接点を設け、アーティスト・画家が輝けるステージをつくりたい」そんな想いから生まれたのが「In ART」。ひいては「アートがより身近にある暮らし」が当たり前になり、「世界中の人々の日常がより豊かになってほしい」という願いが込められている。
大森慶宣による「KIZAMU」
初の開催となるのは、「線」を一貫したテーマに据えて創作活動を続けるアーティスト大森慶宣の個展。大作品はバーチャルミュージアム内に16点、小作品はミュージアムショップ内に約30点を展示。開催期間は2020年12月1日から2021年1月6日までとなる。