サステナブルアートのパイオニア、長坂真護の展覧会をパークホテル東京にて開催
パークホテル東京では、長坂真護展「Still A Black Star」を、2022年2月3日(月)から3月16日(水)の期間に開催する。本展では、「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、貧困問題と環境問題をアートで解決するため活動する長坂真護の作品を展示・販売する。
アートに触れるクリエイティブ体験を提唱するパークホテル東京と、SDGsの先駆者 長坂真護のコラボレーションとなる本展では、ガーナのスラム街・アグボグブロシーに先進国が投棄した電子廃棄物を再利用して制作した作品を中心に、日本画材を用いた満月の作品等を展示。展示会開催を記念して、世界平和への祈りを込めた同氏の代表作「月」をテーマにした特別懐石を「日本料理 花山椒」、朝食を「アートカラーズダイニング」、カクテルを「バー ザ ソサエティ」にて期間限定で提供する。また、同氏の作品「FULL MOON」がセットになった特別宿泊プランも販売。美術家 長坂真護の世界にどっぷりと浸れる特別な空間と時間を提供する。
長坂 真護(NAGASAKA MAGO)プロフィール
1984年生まれ。2009年、自ら経営する会社が倒産し路上の画家に。2017年6月“世界最大級の電子機器の墓場”と言われるガーナのスラム街“アグボグブロシー”を訪れ、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々と出会う。アートの力を使って、“我々先進国の豊かな生活は、このスラム街の人々の犠牲のもとに成り立っているという真実”を先進国に伝えることを決意。「サスティナブル・キャピタリズム」を提唱し、これまでに1000個以上のガスマスクをガーナに届け、2018年にはスラム街初の学校「MAGO ART AND STUDY」を設立。2019年8月アグボグブロシー5回目の訪問で53日間滞在し、彼らの新しい希望と生活のために、スラム街初の文化施設「MAGO E-Waste Museum」を設立した。この軌跡をエミー賞授賞監督カーン・コンウィザーが追い、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star ”を制作し、2021年アメリカのNEWPORT BEACH FILM FESTIVALで「観客賞部門 最優秀環境映画賞」を受賞。現在、公開へ向けて準備中。2020年より、ゴミ問題の解決に本格的に着手をするため、新会社の設立を予定している。専属のアートギャラリー「MAGO GALLERY YOKOHAMA」が2021年3月、横浜・元町にオープンした。
長坂真護「 Still A Black Star」開催概要
会期 | 2022年2月3日(月)~3月16日(水) |
会場 | コリドーギャラリー34 (パークホテル東京 34階 ) |