展覧会やアーティストによるトーク・イベントなど、多岐にわたる企画を実施

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)で「OPEN SITE 9」が2024年11月23日(土・祝)から12月22日(日)まで開催される。OPEN SITEとはTOKASのアーティスト活動支援の一環である企画公募プログラムで、あらゆる表現活動が集まるプラットフォームの構築を目指し、展覧会やパフォーマンス、トーク・イベントなど、多岐にわたる企画を2会期にわたって開催するもの。今会期では展示部門のハビエル・ゴンザレス・ペッシェCOM_COURSE、TOKAS推奨プログラムの柄澤健介、dot部門のそこからなにがみえるによる企画による構成となっている。

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参加作家と概要

ハビエル・ゴンザレス・ペッシェ「mundo(世界)」

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人間の生活と、地球上に存在する他の生命体や物質との関係は政治によって規定され、この繋がりのもとで、人間は指数関数的に増大し、他の生命体を追いやりながら領土を拡大していった。本展では、チリで活動するアーティスト9組による作品から、人間と自然の関係が政治を介してどのように変化してきたかを探る。

COM_COURSE「その姿の探し方」

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美術家の久保田荻須智広と美術史家の吉村真が、洋画家・荻須高徳の署名があるパリの風景画の調査を起点に、20世紀の日仏美術史を個人の記憶やフィクションを交えて再構築。作品をとおして、ありえたかもしれない過去の歴史を描き出す。

[TOKAS推奨プログラム] 柄澤健介「肌理と稜線」

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山河などを題材として、耐久性のある素材を用いる柄澤の作品は、見るものの想像が及ばないほどの長い時間を想起させる。本展を通じて、目まぐるしく変容する現代美術における彫刻の意義や可能性を考えるきっかけとする。

[dot部門] そこからなにがみえる「そこからなにがみえる:二つ目の試み」

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遠藤幹大、草野なつか、玄宇民による共同インスタレーション作品の再構成を中心に、各作家が2画面上映のための新作を発表。過去作の再構成や他作家との共作、制作中のプロジェクトのスケッチなどを含めた新たな映像表現を提示する。

「OPENSITE 9」開催概要

会期Part 1:2024年11月23日(土・祝)~2024年12月22日(日)
会場トーキョーアーツアンドスペース本郷
休館日月曜日 (1月13日は開館)、12月23日 – 1月10日、1月14日
URLhttps://tinyurl.com/an64vywj