艶美で幻想的な世界観を表現する須藤美保の作品展

画家・須藤美保の展覧会が西新宿のヒルトン東京地下1階に位置するフジギャラリー新宿で2024年11月9日(土)から12月1日(日)まで開催される。須藤美保は1980年代から数多くの絵画作品を制作・発表しており、華やかな和服を纏う少女と芳香漂う花々を題材にした作品で知られている。その背景には金箔を用いたきらびやかな描写が特徴で、日本画を思わせる影のない艶やかさが際立つ。過去と現実、夢と現(うつつ)が共存する幻想的な世界が表現されるその作品は、多くの観る人々を魅了する。adf-web-magazine-exhibition-miho-sudo

今回の展覧会はフジギャラリー新宿で6回目の開催となり、少女や人形をテーマにした油絵に加え、水彩や色鉛筆を用いた繊細な植物画も展示される。

アーティスト・ステートメント

花鳥風月という言葉に魅かれ、その中でも花の持つ生命力と怪しげな雰囲気を物語のように表現したいと思っています。用いる技法は油彩に箔を用いた混合技法ですが、紙に水彩や色鉛筆などで植物画として制作もしています。

須藤美保

須藤美保 プロフィール

1956年に岐阜県大垣市で生まれ。1975年に岐阜県立加納高校美術科を卒業し、1983年に多摩美術大学大学院を修了。独立美術協会の会員であり、女流画家協会の委員、日本美術家連盟の会員としても活躍している。これまで日本橋三越やフジギャラリー新宿などで多数の個展やグループ展を開催し、多くの人々にその作品を届けてきた。作品は大垣市のすいとぴあギャラリー、韮崎大村美術館、豊実精工、昭和コンクリートなどに収蔵されている。

「須藤美保展」展覧会概要

会期2024年11月9日(土)から12月1日(日)まで
時間10時〜18時
休廊月曜日・金曜日(ただし、11月22日(金)は開廊)
場所フジギャラリー新宿
URLhttps://tinyurl.com/yc2t72tb