松坂屋名古屋にてアートフェア「D-art、ART 2022」開催
松坂屋名古屋店にて開催される「D-art、ART 2022」に、日本のアートシーンを牽引する20のギャラリーが、圧巻のスケールで集結する。世界的に人気を誇る個性豊かな現代美術作家から、今後の活躍が期待される若手作家まで、幅広いアーティストの作品が約400点ラインナップ。2022年9月1日(木)から5日(月)の5日間、絵画、立体作品、デジタルアートなど、様々なジャンルと素材の作品が、数々のアートイベントを手掛ける來住尚彦(きしなおひこ)のプロデュースで発信される。話題のデジタルコレクティブルアートを、実物作品とデジタル作品の両方を用意してハイブリッド展示・販売するなど、新しいアートの試みも見どころだ。
展示作品
ファッションデザイナー・コシノジュンコをはじめ、世界的デザイナー森英恵を祖母に持つ森勉の動物をモチーフとした日本の古典的なツールから触発された作品や、人物や動物と球体等が接合した木彫作品で知られる野原邦彦の立体作品など、一般知名度だけでなくアートファンの支持が高いアーティストや若手新進アーティストなど幅広い作品をD-art、ART最大規模となる20ギャラリーから約 400 点集めた。
コシノジュンコ
ファッションデザイナー・コシノジュンコの原点ともいえるアートの創作活動。手掛けるコンテンポラリーアートの作品群では、デザインコンセプトである“対極”をテーマにしたシンプルな構成のなかに、ふたつの相反する色や表情をキャンバスに表現。インパクト溢れる作品群が魅力。
森 勉
日本人の父とアメリカ人の母を持つ。祖母は世界的ファッションデザイナー・森英恵(モリハナエ)。慶應義塾普通部から、イーストコーストのハイスクール、RISD(ロード アイランド・スクール・オブ・デザイン)にてグラフィック・デザインを専攻し、アーティスト活動をスタート。
野原 邦彦
人物や動物と球体等が接合した木彫作品で知られる野原邦彦。作品において対象の人物や動物は、自らの有する空間や香り・雰囲気・感覚・時間を量塊として身に纏い、愛らしく、ユニークでありながらも、拡張された身体としての奇妙さとミスマッチさの間を行き来する。
参加する20ギャラリー
- たけだ美術
- gallery UG
- t.gallery
- 当代東京 CONTEMPORARY TOKYO
- SNOW Contemporary
- GALLERY CELLAR
- FINCH ARTS
- Nii Fine Arts
- The Tolman Collection
- JK GALLERY
- GALLERY CLEF
- STANDING PINE
- KAWATA GALLERY
- TOMOHIKO YOSHINO GALLERY
- art gallery Komori
- Satelites ART LAB
- Artglorieux GALLERY OF TOKY
- GALLERY ISHIKAWA
- MU GALLERY
- GALLERY TOMO
リアルとデジタルコレクティブルのハイブリッド展示
本展では、FAT(Future Art Tokyo)Collectionのアーティストの実物作品と、その作品のデジタルレプリカ(デジタルコレクティブル)を約 20 点並列展示・販売する。デジタルコレクティブルの世界を分かりやすく体感できる、新しい試みの企画であり、フォトグラメトリー技術*によって 3DCG化された、平面や立体作品の高精度なデジタルレプリカには、「質感」が再現され、その質感のある作品だからこそ、作品が生まれた文脈や歴史を読み込むことができる。
※フォトグラメトリーとは…被写体をさまざまなアングルから撮影し、そのデジタル画像を解析 、統合して立体的な3DCG モデルを作成する手法。デジタルカメラを用いた 3 次元測定器に応用されている。
「D、art-ART 2022」開催概要
会期 | 2022 年9月1日(木)〜5日(月)10時〜19時 ※最終日は16時閉場 |
会場 | 松坂屋名古屋店 南館8階マツザカヤホール |
入場 | 無料 |
公式ページ | https://dmdepart.jp/d-artart/ |