世界的なメディアアートの文化機関・アルスエレクトロニカとの共同キュレーション
千葉県松戸市の市民が主体となってつくりあげる芸術祭「科学と芸術の丘」が、2024年10月25日(金)から10月27日(日)に開催される。本芸術祭はオーストリア・リンツに拠点を置く世界的なメディアアートの文化機関「アルスエレクトロニカ」の協力を得て毎年開催されている。
テーマは「City of Artists 〜つくるをひらく〜」
本芸術祭では能動的に「つくる」ことで得られる実感や喜びを体験できるような、アルスエレクトロニカとともにキュレーションした作品展示や参加型企画が予定されている。会場はメイン会場(戸定邸、松雲亭、戸定が丘歴史公園、松戸市内各所)とサテライト会場にわかれて展開される。また、オンライン同時配信されるトークイベントもYouTubeで行われる。
メイン会場(戸定邸)
Diane Cescutti《Nosukaay》
西アフリカの織機とコンピューターを組み合わせ、織物機械に改造した「コンピューター」を作る初めての試み。
Sasha Stiles《CURSIVE BINARY》ほか
人間の限界を超えた理解を目指して提案された言語であり、人間から機械への翻訳の機能的な手段であると同時に、人間と機械の協働のプロセス、特質、成果が絡み合う詩的なメタファーでもある、アセミック・ライティング(特定の意味を持たない文字を書くこと)とコンピュータサイエンスに影響を受けた「CURSIVE BINARY」。
Peter Haider, Denise Hirtenfelder, Nicolas Naveau and Maria Pfeifer (Ars Electronica Futurelab)《Bridge 2040》
8歳から14歳の子供たちと65歳以上の高齢者が一緒に未来の課題について考え、語り合うことを目指しているカードゲーム「Bridge 2040」。
Sareena Sattapon《Balen(ciaga) I belong》
金箱淳一+首藤圭介《the blink stone》
サテライト会場(キテミテトナリ)
荒川弘憲《Jamscape Breath》(2023)
田所淳《Quartet (self-synchronized rhythm)》(2019)
吉田桃子《hemi hemi・Typin’#1》(2023)
「科学と芸術の丘 2024」開催概要
会期 | 2024年10月25日(金)/ 26日(土)10:00〜16:30 、27日(日)10:00〜16:00 |
会場 | 千葉県松戸市(戸定邸、松雲亭、戸定が丘歴史公園、松戸市内各所) |
料金 | 一般 1,000円、高校生・大学生 900円、松戸市市民割 500円(在住/在勤/在学の方)、中学生以下 無料 |
URL | https://science-art-matsudo.net/ |