ドローイングとキャンバス作品を合せた約20点を展示

Lurf MUSEUM(ルーフミュージアム)1Fでは、アーティスト 牛木匡憲 SOLO EXHIBITION「Easy Telepathy」を開催する。本展は牛木匡憲の多彩なアートワークが楽しめる構成で、ドローイングとキャンバス作品を合せた約20点を展示。その他、本展に合わせて制作した牛木匡憲グッズやVISITORSの新しい作品集をLurf MUSEUMの店頭 / オンラインストアにて販売する。展示会期は2023年5月17日(水)から6月12日(月)まで。adf-web-magazine-easy-telepathy-1

アーティストステートメント

カフェはコミュニケーションの場であろう。そしておそらくこのカフェは、あらゆるベクトルから見ても日本で一番の「カフェギャラリー」であろう。日本で1番のコミュニケーションが生まれる場と言っても言い過ぎではないかもしれない。では、この場所に似合った最上コミュニケーションとは何かと、僕は考えた。それはきっと言語や表情、身振り手振りを必要としない「テレパシー」ということになるだろう。もちろんテレパシーなんて僕らには使えるわけがない。しかし壁に飾られている僕の描くキャラクターたちからはそのテレパシーに近いものを感じ取ってもらえるのではないだろうか。それを期待して描いている。それは堅苦しいものでも胡散臭いものでも神がかったものではない、とてもイージーなテレパシーである。心が躍るわけでもない不快でもない可愛いでもかっこいいでもない「独特」なやつだ。
牛木の描くキャラクター作品の独特が生み出すEasy Telepathy を存分に堪能していってほしい。

ー牛木匡憲

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牛木匡憲 | Masanori Ushiki

アーティスト・キャラクターデザイナー。1981年 新潟県生まれ。2004年 武蔵野美術大学卒業。日本の80年代 ~ 90年代のアニメ、特撮、玩具などの表現をベースにユーモラスなものからファッションを意識したものまで、主に少し未来に設定したオリジナルキャラクターを使って集合感や多様性や連続性に着目し作品を制作している。“でんぱ組.inc”、“YUKI”、“Little Glee Monster”のジャケットや“コンバース”、“Red Bull”、“日清カップヌードル”の広告に起用されるなど国内外で活躍中。

グッズ詳細

牛木匡憲×Lurf MUSEUMオリジナルグッズ全7種を発売。2023年5月17日(水)11:00より店頭とオンラインストアにて販売。adf-web-magazine-easy-telepathy-4

Lurf MUSEUM F

2022年6月、東京・代官山駅徒歩3分の場所にオープンしたLurf MUSEUM(ルーフミュージアム)は、ミュージアム規模のギャラリー。2Fはアーティストが柔軟で自由な表現や実験的な試みが展開できる面積70坪天井高約4メートルのオルタナティヴ・スペース。1Fは1930年代のデンマークヴィンテージ家具で揃えられたカフェスペースになっており一杯ずつ淹れるハンドドリップのコーヒーなどを提供。アーティストと人々が対話をつづけるための新たな場所になることを目指す。adf-web-magazine-easy-telepathy-6adf-web-magazine-easy-telepathy-7

Masanori Ushiki solo exhibition「Easy Telepathy」

会期2023年5月17日(水)から6月12日(月)まで
会場Lurf MUSEUM / ルーフミュージアム 1F
時間11:00 ~ 19:00
入場無料