Rhizomatiks初のギャラリーでの大規模展示・作品販売

現代アートギャラリー「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が2024年6月末にTERRADA ART COMPLEX IIの1階に拡張移転する。新たなスペースは約386平方米の広さと5.5mの天井高を誇る国内最大規模で、オープニングにはRhizomatiks(ライゾマティクス)の個展が開催される。Rhizomatiksは真鍋大度・石橋素が主宰する、技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に行うクリエイティブコレクティブ。Rhizomatiksは昨今では現代アートの展覧会も多数開催しているが、ギャラリーで大規模な展覧会を開催し作品販売を行うのは、今回が初めての試みとなる。

adf-web-magazine-nukaga-rhizomatiks-1

約386平方米の広さと5.5mの天井高を誇る新スペース「KOTARO NUKAGA(天王洲)」 外観

adf-web-magazine-nukaga-rhizomatiks-2

KOTARO NUKAGA(天王洲) | First Exibition Rhizomatiks(仮)参考画像《particles 2021》2021 「ライゾマティクス_マルティプレックス」展示風景(東京都現代美術館、2021年) photo by Muryo Homma(Rhizomatiks)

今まで「KOTARO NUKAGA(天王洲)」があったTERRADA ART COMPLEX Iの3階スペースは、今後「KOTARO NUKAGA Three(コタロウ ヌカガ スリー)」に改称し、展覧会に加えて所属アーティストの作品を常設展示するビューイングルームの運営や、現在アートの研究を担うラボの設立等、様々な企画を通じて、「鑑賞者を中心に、現代アートの在り方、考え方、楽しみ方を拡張する空間」として存続する。

Rhizomatiks

技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に、人とテクノロジーの関係について研究しながらR&Dプロジェクトや作品制作を行うクリエイティブチーム。アーティスト、デザイナー、エンジニアで構成され、ハード・ソフトの開発からオペレーションまで、プロジェクトにおける全ての工程に責任を持ち、外部のアーティストや研究者・科学者などとのコラボレーションワークを通じ、カッティングエッジな表現作品、研究を世の中に発表している。

KOTARO NUKAGA

異文化が交差し多様な情報が発信される六本木と、新たな現代アートの中心地として注目される天王洲に拠点を置き、国内外の先鋭的なアーティストと共に独自性の高いギャラリープログラムを展開している。

First Exhibition Rhizomatiks(仮)開催概要

会期2024年6月29日(土)~9月28日(土)
時間11:00~18:00
休廊日日月祝
URLhttps://kotaronukaga.com/