岡本太郎の創作遺伝子を受け継ぐヤノベケンジなどが登場

GINZA SIX」は2024年4月5日(金)から2025年夏まで、施設中央に位置する吹き抜け空間に社会的なメッセージとユニークさを併せ持つ機械彫刻や巨大彫刻を制作する美術作家・ヤノベケンジによる旅をしながら福を運ぶ猫「SHIP’S CAT」のシリーズ新作アート「BIG CAT BANG」を展示する。

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GINZA SIX DOKI DOKI 2024 キービジュアル

また、屋上庭園に期間限定で登場するブルックリンのデュオアーティストによるインタラクティブなアートパークや伝統を継承する観世能楽堂での「蝋燭能」公演まで、バリエーション豊かにGINZA SIXならではの体験を提供する。

ヤノベケンジによる新作アート「BIG CAT BANG」

新たな大規模作品を手掛けるのは時代の物語を包括し強烈なインパクトを持つキャラクターの巨大彫刻を作り続けている現代美術作家・ヤノベケンジ。今回GINZA SIX建物中央の大きな吹き抜け空間を地球を含む銀河と捉え、無数の宇宙猫が空を舞い、浮かぶ宇宙船は「太陽の塔」へのオマージュとして、岡本太郎の創作遺伝子を受け継いだヤノベケンジがビッグバンから現在までの宇宙のダイナミズムを新しい生命の物語として紡ぎ出す。

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「BIG CAT BANG」キービジュアル

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GINZA SIX 吹抜展示

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YouTubeサムネイル

  • 場所:GINZA SIX 2F 中央吹き抜け
  • 期間:2024年4月5日(金)から2025年夏まで

4Fには「SHIP’S CAT」シリーズの彫刻作品

2017年から制作を始めた「SHIP’S CAT」のシリーズは福岡からはじまり、2018年のフランス・ルーヴル美術館別館カルーゼ ル・デュ・ルーヴルでの展示、中国・上海での恒久設置、瀬戸内や大阪、京都、台湾・屏東と、国内外の各地を旅するように巡ってきた。宇宙を航海する未来の希望を予兆し、安全や出会いを助ける守り神となって、混迷する世界においても人々や若者の旅を導いて欲しいという願いが込められる。

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SHIP’S CAT (Flying)
奥行 130×幅 47×高さ 90cm(台座込み)

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SHIP’S CAT (Crew / Black)
奥行 80×幅 40×高さ 105cm

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SHIP’S CAT (ONK-1)
奥行 120×幅 40×高さ 105cm(台座込み)

ヤノベケンジ プロフィール

現代美術作家 / 京都芸術大学教授。1965年大阪生まれ。1990年代初頭より「現代社会におけるサヴァイヴァル」をテーマに機能性を持つ大型機械彫刻を制作。ユーモラスな形態に社会的メッセージを込めた作品群は国内外から評価が高い。

ROOFTOP ART PARK「Falling Into Place」

GINZA SIXガーデンにはブルックリンを拠点とするアーティストユニットWade and Letaに よるインタラクティブな新作アートパークが日本初上陸。それぞれが欠けたパズルのピースのような空虚さ(Void)を持つ6つのカラフルな構造が立ち並び、訪れる人々が思い思いの過ごし方をすることにより、完成されたピースとなるアートを表現している。

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アートパーク キービジュアル

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ROOFTOP ART PARKイメージ(正面)

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ROOFTOP ART PARKイメージ(上)

  • 場所:GINZA SIX ガーデン(屋上庭園)※開放時間7:00〜23:00
  • 期間:2024年4月2日(火)から5月31日(金)まで

能公演「蝋燭能」

古典芸能の有名演目「天鼓」を「蝋燭能」で公演。舞台の周囲に設置された揺らぐ蝋燭の灯りの中で観能を楽しむことができる。

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蝋燭能

  • 日時:2024年5月3日(金・祝) 13:00開場 14:00開演 16:00終演予定
  • 場所:B3F観世能楽堂

Demos Chiang(蒋友拍) × TRADMAN’S BONSAI installation art

「東西文化の交錯」が土台の台湾アーティストのDemos Chiangと盆栽の魅力を発信するTRADMAN'S BONSAIによるコラボレーションが実現。国内最大級のファッション & デザインの祭典「東京クリエイテ ィブサロン 2024」への参加作品。

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作品画像Endless blossoms

  • 場所:GINZA SIX 4F 特設スペース
  • 期間:2024年3月15日(金)から3月24日(日)まで