クリスチャン・ボルタンスキー「 Lifetime」展概要
現代のフランスを代表する作家、クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltansky 1944年〜)の活動の全貌を紹介する、日本では過去最大規模の回顧展が国立新美術館で開催される。作家は1960年代後半から短編フィルムを発表、1970年代には写真を積極的に用いて、自己や他者の記憶にまつわる作品を制作し、注目されている。1980年代に入ると、光を用いたインスタレーションで宗教的なテーマに取り組み、国際的な評価を獲得。その後も歴史や記憶、人間の存在の痕跡といったものをテーマに据え、世界中で作品を発表している。
本展では、50年にわたるボルタンスキーの様々な試みを振り返ると同時に、「空間のアーティスト」と自負する作家自身が、展覧会場に合わせたインスタレーションを手がける。
会場: | 国立新美術館 企画展示室2E |
会期: | 2019年6月12日〜9月2日 毎週火曜日休館 |
開館時間: | 10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は、6月は20:00まで、7・8月は21:00まで ※入場は閉館の30分前まで |