コラボレーション第一弾として『十和田市現代美術館コレクション』『ArtsTowada十周年記念インター+プレイ展第1期』を公開

The Chain Museumは、所蔵する作品《RR Haiku 061》(ラファエル・ローゼンダール作)が十和田市現代美術館に紹介されたことを機に、運営する「ArtSticker(アートスティッカー)にて同館のコレクション及び展示会情報発信等のコラボレーションを展開していく。 コラボレーションの第一弾として、草間彌生、奈良美智、ロン・ミュエクなど世界の第一線で活躍するアーティストらによる『十和田市現代美術館コレクション』と、2021年8月29日まで開催中の『Arts Towada十周年記念インター+プレイ展第1期』の作品及び展覧会紹介特設ページをArtStickerにて公開。鑑賞者はArtStickerの地図機能を活用し、十和田市現代美術館内や館外にも点在するコレクション作品の位置情報を辿りながら、より便利に作品を鑑賞することができる。

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ラファエル・ローゼンダール《RR Haiku 061》撮影:小山田 邦哉

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松原 慈《真実/自由》"Arts Towada十周年記念 「インター + プレイ」展" 展示風景(十和田市現代美術館、青森、2020 年)撮影:小山田 邦哉

十和田市現代美術館コレクションのリニューアル

十和田市現代美術館は、2020年に十和田市のアートによるまちづくりプロジェクト「Arts Towada」がグランドオープン10周年を迎えたことを機に、初めて常設作品を入れ替え、展示室を増築。また、寄託作品を展示し、新たな作品を合計3点公開する。そのうちの2点、新たにコレクションとして加わった塩田千春《水の記憶》、寄託作品として展示をしている名和晃平《PixCell-Deer#52》は今年の4月より公開中。これらの作品はThe Chain Museumの所蔵作品であるラファエル・ローゼンダール《RR Haiku 061》や、草間彌生、奈良美智、ロン・ミュエクなど世界の第一線で活躍するアーティストの作品と共に展示されている。

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塩田 千春《水の記憶》 撮影:小山田 邦哉©2021 JASPAR, Tokyo and SHIOTA Chiharu

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十和田市現代美術館×ArtSticker

十和田市現代美術館について

十和田市現代美術館は「アートを通した新しい体験を提供する開かれた施設」として、Arts Towada計画の中核となる施設。十和田でしかみることができない作品が展示されている常設展は、草間彌生、ロン・ミュエクなど世界で活躍するアーティスト陣によるコミッションワークにより構成されている。また常設展スペースのほか、文化芸術活動の支援や交流を促進する拠点として、企画展スペース、カフェ、市民活動スペースなど、多様な機能を持つ。

ArtSticker(アートスティッカー)について

The Chain Museumが開発したアートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたる。