ソニー・スズキ個展「ハウ・マイ・ハート・シングス」がWISH LESS galleryにて開催
東京・北区田端にあるWISH LESS galleryにて、アーティスト、ソニー・スズキによる個展「ハウ・マイ・ハート・シングス」が2023年5月20日(土)から6月4日(日)まで開催される。ソニー・スズキの瑞々しい感性と無限の想像力が生み出す青春絵画の軌跡を紹介する。
ソニー・スズキは1996年に渡米、NYブルックリンにて過ごし、2001年より東京を拠点に活動するアーティストです。「青春絵画」をテーマに描かれる人物像は、表情を省かれ、あるいは虚ろな視線を向けているにも関わらず、観る人に対して様々な感情を呼び起こし、パーソナルな存在へと意識させる。人々は性別の枠を超え、概念に捉われない自由な生き様をロックスターのごとく謳歌するのだ。一見ゆるやかなタッチの作風ですが、登場する人物像には確固たる意思が垣間見え、さらに音楽を奏でる様な躍動感とエネルギーに溢れた情景を生み出している。
だだ漏れる無意識と目の前の情景とがシンクロして各々 所有の風景であるが、これを向こう側から向き合ってポー トレイト化するのが私の絵画のテーマとなっている。モデ ルに刻んだ声なり歌は、あわよくば絵を観る者の心の中で 何かを語り始めるかもしれない。となれば、語り手は絵画 から観る者へと代わり、今度は絵画自身がその声を聴く側 となるのである。
―ソニー・スズキ
ソニー・スズキ プロフィール
ソニー・スズキは、青春絵画×現代神話をコンセプトに活動するネオグラム画家。東京都在住。 両性具有的なモデルたちを通して現代と対峙する人々の感覚や声を描き、音楽的グルーヴ要素を散 りばめる作風で国内外のアートスペースにてコンスタントに発表を行う。
- 1969年 東京都生まれ
- 1996年 渡米、NY在住
- 2001年 帰国
展覧会歴(近年)
- 2011 個展「ハンサム」@Art Center Ongoing(東京)
- 2016 個展「No balance」@Tamboulin Gallery(東京)
- 2017 個展「Like a delightful hell on earth」@Diginner Gallery(東京)、グループショー「ギャラリー・バードハウス」@茅野市美術館 (長野)
- 2018 個展「コマンキーパークの休日」@Art Center Ongoing(東京)、個展「A retrospective (1998-2000)」@ Diginner Gallery(東京)
- 2019 グループショー「Another side of Tezuka」@Tokyo Cultuart by BEAMS(東京)、 グループショー「Another side of Tezuka」@Littlehut Gallery(台北)
- 2020 個展「インスゥトルメンタル・ユース」@ Diginner Gallery(東京)、グループショー「Another side of Tezuka」@Dot Dot Dot(香港)
- 2021 個展「NU PHOLKS」@Bookmarc(東京)、個展「No look pass」@ Diginner Gallery(東京)
- 2022 個展「ミッドナイトCARボーイ」@ Diginner Gallery(東京)
- 2023 個展「ハウ・マイ・ハート・シングス (How my heart sings)」をWISH LESS Gallery (東京)
出版物
- 2020 「インストルゥメンタル・ユース(論創社)」出版
ソニー・スズキ個展「ハウ・マイ・ハート・シングス」開催概要
会期 | 2023年5月20 日(土) ~ 6月4 日(日) |
会場 | WISH LESS gallery |
休廊日 | 月曜~水曜 |
時間 | 木曜~日曜 12:00~18:00 |
入場 | 無料 |
特設ページ | http://wish-less.com/archives/9206 |