花の造形と天然の⽯とを合わせた作品

渋谷にあるギャラリー⽩紙 HAKUSHIでは、アーティスト篠崎恵美の個展「Window」が2024年4⽉20⽇(⼟)から5⽉6⽇(⽉・祝)まで開催される。花屋として、アーティストとして、独⾃の視点で花と向き合い様々な⼿法でその魅⼒を表現する篠崎恵美。今展⽰では⽇本原産の紙を⽤い、⼈の⼿から⽣まれた花の造形と天然の⽯とを合わせた作品を発表する。adf-web-magazine-megumi-shinozaki-window-1

花瓶に花を⽣けることと彫刻作品を作ることは似ており、花屋としての経歴を持つ中でその2つの中間に⽴ち、花と彫刻の双⽅にとって影響関係のある作品を作り出している。それは枯れない花であり、有限性を感じさせる有機的な彫刻であり、サイトスペシフィックな⽣命を表現している作品でもある。花の繊細な構造を単純化させてグラフィカルに捉え、刹那的な美しさをトリミングした作品からはひとつひとつが個性を持ち、まるで⽣命⼒さえも宿しているように感じられる、世界で⼀つだけのアートピースの作品群を楽しむことができる。adf-web-magazine-megumi-shinozaki-window-2adf-web-magazine-megumi-shinozaki-window-3

WINDOW

窓から光が差すと
植物はその⽅向に背を伸ばし
やがて花を咲かせた
⼈の⽬に映るものが全て正しいのか、とても曖昧だ 花の⾊、空の⻘さ、雲の⽩さ

篠崎恵美 / Megumi Shinozaki プロフィール

edenworks主宰。独⾃の感性で花の可能性を引き出し「花を棄てずに未来に繋げる」を理念に掲げ、花のロスを最⼤限に無くすクリエイションをする。店内装飾からウィンドウ装花、雑誌、広告、CM、MVなど、花にまつわる創作を広く⾏っている。週末限定のフラワーショップ「edenworks bedroom」、ドライフラワーショップ「EW.Pharmacy」、植物のコンセプトショップ「conservatory by edenworks」、花と⼈を繋ぐフラワーショップ「ew.note」など様々なショップを展開。また、2017年にイタリア・ミラノで紙の花プロジェクト「PAPER EDEN」を発表。ブランドとのコラボレーションやインスタレーションなど、アーティストとしても国 内外で活動中。adf-web-magazine-megumi-shinozaki-window-4

篠崎恵美個展「Window」開催概要

会期2024年4⽉20⽇(⼟)から5⽉6⽇(⽉・祝)まで
時間12:00 ~ 19:00
会場⽩紙 HAKUSHI
URL https://tinyurl.com/3pw9a76e