「買える」展覧会AWT FOCUS & フードが加わり更なる進化を遂げたAWT BARなど充実のプログラム

コンテンポラリーアートプラットフォームは、世界最⾼峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携し、⽇本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介する国際的なアートイベント「アートウィーク東京」を2023年11⽉2⽇(⽊)から11月5⽇(⽇)まで開催する。シャトルバス全7ルートや新企画「買える」展覧会AWT FOCUS、またフードが加わり更なる進化を遂げたAWT BARなど充実のプログラムが公開された。adf-web-magazine-art-week-tokyo-2023-7

AWT BUS

今年度AWTに参加する、東京の現代アートシーンを牽引する50の美術館やギャラリーや各プログラム会場をつなぐシャトルバス AWT BUSのルートが全7ルートに決定。10:00 ~ 18:00まで約15分おきにバスが巡回し、誰でも無料で利⽤することができる。

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「買える」展覧会AWT FOCUS 「平衡世界 ⽇本のアート、戦後から今⽇まで」

本年新たにスタートするプロジェクト AWT FOCUSは、キュレーターが美術史的観点から選定した作品を通じて、⽇本近現代美術のキーワードを再考すると同時に、展⽰されるすべての作品はそれぞれの参加ギャ ラリーを介して購⼊できるという企画。

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杉本博司《Opticks 016》2018年 © Hiroshi Sugimoto, courtesy of Gallery Koyanagi.

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菅木志雄《離空》1975年 Courtesy Tomio Koyama Gallery.

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AWT BAR

建築家・⼭⽥紗⼦が⼿がけるAWT BARでは、フレンチレストラン「シンシア」⽯井真介シェフのフードを提供。建築と⾷を軸にアートを五感で味わえるコミュニティスペースがオープン。AWT参加施設で展覧会を開催するアーティストとのコラボレーションによるオリジナルカクテルも提供される。

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© suzuko yamada architects.

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手前左から:「海(消えゆく魚&石のようなチョコレート)」、「山(マスカットのようなフォアグラ & 甘いどんぐり)」、「森(うさぎの最中&焼き芋のチュイル)」 / 各1皿1,000円

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小林正人「この星のレモンカクテル」 / 1杯1,000円

AWT TALKS

アートの歴史や鑑賞体験への理解を深めるAWT TALKS。今年度は慶應義塾⼤学にてシンポジウム & ラウンドテーブルを実施。また、新たに3本のオンライントークを配信する。

シンポジウム「エキシビション・エクリチュール:展覧会はいかに語り得るか」
  • 日時:11⽉2⽇(⽊)10:00 ~ 12:30
  • 会場:慶應義塾⼤学 三⽥キャンパス ⻄校舎ホール
  • 対象:どなたでも可
  • 人数:800名
  • 申込:8⽉29⽇(⽕)から受付(事前申込・先着順・参加無料)
ラウンドテーブル「なぜ、アートなのか?」
  • 日時:11⽉2⽇(⽊)14:00 ~ 17:00
  • 場所:慶應義塾⼤学 三⽥キャンパス 旧ノグチ・ルーム
  • 対象:キュレーターや評論家およびそれに準ずる職種の⽅
  • 人数:50名
  • 申込:8⽉29⽇(⽕)から受付開始(事前申込・参加無料)
オンライントークシリーズ
  • 9⽉29⽇(⾦):「写真家・美術家は何をみたか:⽇本の写真における実験 1968‒1979」 
  • 10⽉12⽇(⽊):「沖縄から撮りつづけること―⽯川真⽣の写真」
  • 10⽉27⽇(⾦):「ナショナル / インターナショナル / トランスナショナル:戦間期の⽇本におけるアートと社会の関わり」

AWT VIDEO

今年は「ジェンダー」と「⾃然」をテーマに、思想家・平塚らいてうの⾃伝からインスピレーションを得て「元始、⼥性は太陽であった」をタイトルに掲げる。

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高田冬彦《Dream Catcher》2018年(ビデオスチル)© Fuyuhiko Takata

「アートウィーク東京」開催概要

会期2023年11⽉2⽇(⽊)から11月5⽇(⽇)まで
時間10:00 ~ 18:00
会場都内50の美術館 / インスティテューション / ギャラリー / ⼤倉集古館(AWT FOCUS)、AWT BAR、ほか各プログラム会場
URLhttps://www.artweektokyo.com/