世界有数の現代アートフェアなどがリアルとバーチャルで復活

新型コロナウイルスの影響で2年以上開催ができなかったアートフェア「アート・バーゼル香港」が香港コンベンション&エキシビション・センターで2021年5月21日から23日まで開催されることが正式に決定し、アジア、ヨーロッパ、アメリカから100以上のギャラリーが参加する。

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© Art Basel

新型コロナウイルスの影響で世界各地のイベントが中止され、多くの人たちがオンライン上に集まり、アートや文化への渇望を満たしている。世界中が海外旅行の再開とイベントの復活を目指している中、アートを原動力として、香港は大規模なイベントを再び安全に開催するための道を切り開いている。「アート・セントラル」は、今回初めて香港コンベンション&エキシビション・センターで開催され、事前登録をすれば無料で参加できる。また、毎年香港で行われているフランスの文化芸術を紹介する「ル・フレンチ・メイ」は、5月1日から6月30日まで100以上のイベントを開催する。

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現地で行われる全てのイベントでは、参加者がストレスなく体験できるようマスク着用、規制入場、人数制限、ソーシャルディスタンスの確保および定期的な消毒・清掃などの、健康と安全に関する最善のルールが遵守される。