シブヤ・アロープロジェクト新作アート作品の制作決定

シブヤ・アロープロジェクト実行委員会が実施している「シブヤ・アロープロジェクト」にて2021年3月4日から15日(予定)までの間でJR東日本高架下(渋谷宇田川架道橋下)の新作アート作品の制作が決定した。今回追加で制作が決定したのは、伊藤陽一郎、大竹彩子、 NABSF、ヒロ杉山の計4名のアーティストの作品。渋谷区らしさを織り交ぜた、「命を守るアート」を制作する。

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伊藤陽一郎

「シブヤ・アロープロジェクト」とは渋谷区の一時避難場所(青山学院大学、代々木公園)の位置を外国人を含めた多くの来街者に認知してもらうために、発災時だけでなく日頃から人々の注目を集めるようなアート性あふれるデザインの「矢印サイン」を区内の必要な場所に設置し、一時避難場所への誘導を支援するもの。これまでにミック・イタヤ、しりあがり寿、伊藤桂司、小町渉 、河村康輔、植田工、森本千絵、東恩納裕一がアートを手掛けている。今回新たに登場するアートは代々木公園の方向を指している。日夜外国人を含む多くの方が訪れる街「渋谷」において、言葉の壁を超え、多くの人が一目見て、理解できる記号として矢印を盛り込んだアートにしている。

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大竹彩子

伊藤陽一郎

多摩美術大学在学中よりサンプリングを主体とした作風で音楽活動をスタート。Natural Essence, AKAKAGE等の様々な名義でのProduce, Remix作品、個人名義でのDJ MIX CD等多数リリース。2018年秋頃に突如絵画に目覚めて以来、音楽、絵画の作品を創り続ける日々。アクリルペインティングを中心にアブストラクトに進化中。

大竹彩子

1988年生まれ。2016年、ロンドン芸術大学卒業。複眼的なパースペクティブから成る独自の作品世界を、ドローイング、ペインティング、写真、コラージュなど、様々な技法で表現している。

NAFSE

1978年生まれ、日本人。2017年より凹版印刷の一種、エングレービングのような画風を主軸にアーティスト、ぺインターとして活動。NABSF名義での活動以前の経歴は非公開。

ヒロ杉山

グラフィックアートユニット、エンライトメント代表。ファインアートの世界で国内外の展覧会で作品を発表する一方、グラフィックデザイン、広告など幅広いジャンルで独創的な作品を発表し続けている。

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ヒロ杉山

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NAFSE