第5世代移動通信システムによる新しいアートの形「ART × 5G」を提案

サンシャイン60通り沿いに誕生した「Mixalive TOKYO」において最先端技術を体感できる「ギジュツノチカラ」展で、脇田玲制作アート作品「Hidden Superb View – 隠された絶景」が展示され、5Gによる新しいアートの形「ART × 5G」が提案される。バーチャル技術展の特設サイトでは2020年9月7日から一般公開される。

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これまで現地展示会場で行われていたアート作品の描画処理はサーバーを持ち込む必要があり、場所と処理能力に限度があったが、今回の制作にあたり、ソフトバンクに協力を得て、その描画処理をクラウドにオフロードすることでアート作品の描画処理能力を高度化した。またアート作品には鑑賞者のインタラクティブ性があり、より低遅延にかつアート作品を高品質に保つために5Gを活用し実現している。「ART × 5G」の世界では、作り方、鑑賞体験、アーカイブの方法までが新しくなる。「5Gによりアートがどう変わるか」を体感できる内容となっている。

脇田玲 プロフィール

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科学と美術を横断するアーティスト。シミュレーションとビジュアライゼーションを駆使し、映像、彫刻、インスタレーション、ライブ活動等を展開。これまでに Ars Electronica Center、Mutek、RedBull Music Festival、WRO Art Center、清春芸術村、日本科学未来館などで作品を展示。慶應義塾大学SFC 環境情報学部学部長