没入型オンライン鑑賞サービス「ZOOOOOM ART MUSEUM」事業検証第2弾

キヤノンマーケティングジャパン博報堂は、共同で没入型オンライン鑑賞サービス「ZOOOOOM ART MUSEUM(ズーム アート ミュージアム)」の事業検証を進めている。サービスのさらなる価値向上を目的に、事業検証第二弾として新たに「静嘉堂文庫美術館」「愛知県美術館」「十和田市現代美術館」「青森県立美術館」「横浜美術館」の5つの美術館の計10作品について、2023年1月9日より順次配信を実施する。adf-web-magazine-zooooom-art-museum-1

伊藤若冲や奈良美智など近世から現代までの芸術家たちの絵画や彫刻、写真といったさまざまな作品に迫るとともに、アートの可能性をより多くの生活者が体感できるるよう、月ごとのテーマ設定、セット販売、長く楽しめるアーカイブ配信など、新たな機能やサービスも追加している。

サービスコンセプト

「神は、細部に宿る。」をコンセプトに、30分間1つのアート作品にとことんズームすることで、まるでミステリーツアーのように隠された謎、物語、メッセージ、人生観などを出演する学芸員や参加者ともに解明していく、新しい没入型オンライン鑑賞サービス。キヤノンの最新イメージング技術を搭載した高精細レンズで美術作品にズームすることで、作品のタッチや線の繊細さ、色使いや陰影の作り方などのディテールを撮影。また出演者から作者が影響を受けた人物や当時の時代背景、普段はなかなか聞けない学芸員の研究成果も同時にライブ配信することで、時代を超えて人を惹きつける作品の魅力の源泉を探る。解説では作品にまつわる情報を一方的に伝えるだけでなく、作品に込めた作者の想いやメッセージを参加者の皆さまとともに考察することで、さらなる問いや豊かな解釈へと導いていく。adf-web-magazine-zooooom-art-museum-2

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本検証で取り上げる10作品

各社の役割

キヤノンMJと博報堂は、共同による事業運営を見据えて事業開発に取り組んでおり、本事業検証も2社共同で実施。キヤノンMJはキヤノン製カメラのイメージング技術を活用し、より高い体験価値を感じてもらうための映像の視聴・配信環境の構築を手掛け、博報堂は生活者発想に基づいたクリエイティビティと構想力で新しいアート鑑賞体験のブランディングやデザインを行う。キヤノンMJと博報堂はアートの可能性をより広げ、豊かな生活を楽しめるような鑑賞体験の創造と文化支援を目的に、本サービスの事業化を目指し継続的に検証していく。