ローカルに考え、グローバルに建築する

建築業界最大規模のオンライン・プラットフォームであるアーキタイザー(Architizer)が、その年の最も優れた建築物や空間を顕彰する第13回アーキタイザー A+アワードの公式開幕を発表しました。NPO青山デザインフォーラム(ADF)は、Architizerのメディアパートナーとして「A+アワード」をサポートしています。

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Lakeside Teahouse by Domain Architects
Photo credit: Zhang Chao

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Twisted Brick Shell Concept Library by HCCH studio
Photo credit: Qingyan Zhu

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Skamlingsbanken Visitor Centre by CEBRA
Photo credit: Adam Mørk

アーキタイザーA+アワードは、世界最大かつ最も民主的な建築アワードであり、世界85カ国以上のデザイナーの並外れた作品を顕彰するものです。今年で13回目を迎えるこのプログラムでは、世界的な影響と現地の伝統、素材、知識を融合させ、世界的に差し迫った問題に取り組む、極めて文脈的でありながら革新的な建築を建てるデザイナーにスポットを当てていきます。

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Interpretation Centre of Biodiversity in Ljubljana Marsh by Atelje Ostan Pavlin
Photo credit: Virginia Vrecl

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Taisugar Circular Village by Bio-architecture Formosana
Photo credit: Studio Millspace

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Dehkadeh Iwan by SUPER VOID SPACE
Photo credit: c/o SUPER VOID SPACE

今日の建築は、国際的な環境と技術、商品とアイデアの輸出入、そして普遍的な共通認識である気候危機によって特徴づけることができます。第13回A+アワードでは、ユニークで文脈に配慮した方法で業界のグローバル化に対応しているプロジェクトを顕彰します。今シーズンも、グリーンビルディングの第一人者とのパートナーシップによる厳しい設計基準を満たすことが応募条件となるサステナビリティアワードや、世界中の建物やコミュニティの活性化に貢献するリノベーション・リユース作品のカテゴリーが設けられます。

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Trudo Vertical Forest by Stefano Boeri Architetti
Photo credit: Stam + De Koning Bouw

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Duntax Office by 6717studio
Photo credit: Hiroyuki Oki

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Living Places Copenhagen by VELUX Group
Photo credit: Adam Mørk

第13回A+アワードでは、引き続き民主的な審査プロセスへのコミットメントを維持し、各部門の一般市民によるオンライン投票によって、デザインが人々の日常生活に与える影響に焦点を当てます。第12回A+アワードには、世界80カ国以上から5,000を超えるエントリーがあり、40万を超える一般投票が寄せられました。

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Prepared Rehmannia Root Crafts Exhibition Hall by LUO studio
Photo credit: Jin Weiqi

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Canvas House by PARTISANS
Photo credit: Younes Bounhar

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The Abrahamic Family House by Adjaye Associates
Photo credit: Deed Studio

今年は新たに、グローバルなビジョンとローカルな文脈を重視する企業やプロジェクトに特化した部門が設けられ、その土地に深く根ざした建築の革新にスポットライトが当てられます。また、マテリアリティやディテール、人工知能(AI)デザインのような実験的なアプローチや技術を顕彰する部門も加わりました。全124部門のリストはこちらからご覧いただけます。

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Cadence by Alison Brooks Architects
Photo credit: c/o Alison Brooks Architects

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The Refinery by Practice for Architecture and Urbanism | PAU
Photo credit: Max Touhey

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Google MT1 by MGA | Michael Green Architecture
Photo credit: Ema Peter

審査員

第13回A+アワードは、アーキタイザーより以下を含む250人を超える審査員団によって審査されます。

  • フィリップ・ブロック(チューリッヒ工科大学ブロック研究グループ共同ディレクター)
  • コンジャン・ユー(エコロジー建築のリーダー、Turenscape創設者)
  • ジェームズ・コーナー(フィールド・オペレーションズ創設パートナー)
  • エブリン・リー(プラクティス・オブ・アーキテクチャー創設者、AIA全米会長)
  • ハス・ウルリッヒ・オブリスト(サーペンタイン・ギャラリー アーティスティック・ディレクター)
  • ジャ・D・アマージ(MASSデザイン・グループ代表)
  • ジャーメイン・バーンズ(スタジオ・バーンズ・B-arn-S創設者)
  • イスマエル・セレイト(フォスター+パートナーズ、リーディングAIインフルエンサー)

スケジュール

  • 開幕 2024年10月7日
  • 応募締め切り 2025年2月21日
  • ファイナリスト発表 2025年4月
  • 一般投票 2025年5月
  • 受賞者発表 2025年6月

アーキタイザー

建築家に力を与えることを使命とし、刺激的なコンテンツ、アワードプログラム、膨大なオンラインリーチを通じて、アーキタイザーより良い建物、より良い都市、より良い世界を構築するために必要なツールでつないでいきます。