軽井沢エリアの歴史と文化、自然から着想を得た空間デザイン
アウトドア企業のパタゴニアは、日本で23店舗目の直営店となるパタゴニア軽井沢ストアを2023年4月25日(火)、軽井沢駅北口にグランドオープンする。アウトドア アクティビティに最適なウェアから日常のライフスタイルウェア、アウトレット製品まで幅広い製品を取り揃え、自然を愛する人びとと繋がり、地域コミュニティと地球の繁栄に貢献していく。
軽井沢駅北口徒歩1分の立地で様々な方にアクセス可能な軽井沢ストアは、新幹線で東京からわずか1時間。木のぬくもりが感じられる見渡しの良いワンフロアに、クライミングや登山、トレイルランニング、フィッシングなどのテクニカルウェアからライフスタイルウェアまで幅広い製品を展開する。店内は浅間山の麓にある雄大な自然、そして穏やかさも兼ね備えた軽井沢の魅力や歴史から着想を得た空間デザインとなっている。
今年50周年を迎えるパタゴニアは、「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」をミッションに掲げ、自然環境の保護活動に力を注いできている。今後も、ユーザーや地域コミュニティとともに行動して「私たちの唯一の故郷」である地球を守るために、利益よりも存在意義を優先した活動を続けていく。
軽井沢の自然環境と地域コミュニティがともに再生、繁栄されていく活動に取り組む
軽井沢町は「自然と共生した環境の保全と育成」をビジョンとして掲げ、人びとや町全体が環境へ配慮した取り組みが盛んである。パタゴニアは、この先、美しい自然とフィールドを守るための環境保護活動や情報を地域のコミュニティの人々とともに取り組みながら発信していく。
地域特有の長い歴史と伝統文化から着想を得たビジュアルデザイン
軽井沢北エリアの玄関口であるこの近辺には、1915~1960年草軽電気鉄道の新軽井沢駅舎があり、浅間山麓の高原地や草津まで繋ぐ鉄道があった。浅間山の麓の豊かな自然と、江戸時代からの中山道と宿場町、歴史的な建物や史跡も多く、キリスト教の異国からの文化、文学家や国内だけでなく海外の建築家も愛されてきた。
浅間山と白樺を描いたステンドグラスには、パタゴニアの象徴でもあるフィッツロイカラーが明るく店内を照らし、これからともに歩む未来を連想させる。87坪の売り場スペースには軽井沢の多様な文化やそのストーリーが感じられ、私たちの原点を意味するティンシェッドルームには資料館やシアター上映も可能なイベントスペースにもなる。
自然環境と共生したデザインに基き、環境負荷の削減に努める
自然環境と共生するようデザインされた木造建築は、環境への負荷軽減だけでなく、県産の資材(カラマツ、クリ、古木、鉄平石、浅間石など)を使用することで地域の環境建築の活性化を目指している。日本の伝統的な木材の加工方法、釿(ちょうな)を取り入れ、荒々しくダイナミックな波状の削り肌は釿を振り下ろして打ちつけることで木材の表面を削りだしている。軽井沢ストアのファサード看板は、戦前80年以上前に建てられた古民家の解体から発生した松の古木を取り入れている。
豊富なラインアップ
開放的な店内には、幅広い製品ラインナップを楽しめるゆったりとした空間づくりを実現。機能性と環境配慮を兼ね備えたアウトドアスポーツ用のウェアはもちろん、日常着に最適な着心地がよく高品質なライフスタイル製品やキッズ/ベビー製品、「パタゴニア プロビジョンズ」の食品なども取り揃える。
関連イベント情報
「故郷である地球を救うためにできること」 フィルム上映&トークセッション
- 日にち:2023年6月17 日(土)
- 会場:パタゴニア 軽井沢
- 参加費:無料
- 定員:40名(要予約)
パタゴニア・フィルム『The Monster In Our Closet|クローゼットの中の怪物』の上映後、ゲストを招いてトークイベントを開催。身の回りにある衣類をテーマに、地球を救うために私たちに何ができるか、生活者として取り組めることを一緒に考える。
「パタゴニア軽井沢」店舗概要
オープン | 2023年4月25日(火) |
所在地 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東8-3 |
営業時間 | 11:00 – 19:00 |
定休日 | 年末年始 毎月第三水曜日 |
面積 | 87坪(売り場)、146坪(総面積) |
TEL | 0267-41-6681 |
URL | https://bit.ly/3MAVffa |