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「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」に新たに8棟9室がオープン

バリューマネジメントが運営するVMG HOTELS & UNIQUE VENUESは、歴史的な邸宅や町家を改修した分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」に「村上邸長屋群」を使用した新たな宿泊棟「MUNE」の9室を2021年8月11日(水)にオープンする。

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歴史的建造物の利活用による観光まちづくり

愛媛県・大洲市では2020年7月、日本初の城泊で注目を集めた大洲城の活用やまち全体をホテルに見立てた分散型ホテルのオープンに加え、2021年4月には国登録有形文化財に指定された「旧加藤家住宅」を使用した客室の増床、今回の「MUNE」のオープンにより一部エリアがホテルの客室エリアとなり進化し続けるまちづくりが展開されている。歴史的建造物の利活用による観光まちづくりによって、持続可能なまちづくりを実現しており、観光庁が定める日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)のモデル地区にも選定されている。

NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町について

城下町に分散する町家や古民家を改修し、まち全体がホテルという構想で展開する分散型ホテル。中心部の城下町、まちのアイコン大洲城など明治期の名建築臥龍山荘をはじめとした歴史的資源が数多くある愛媛県大洲市だが、近年では古民家などの取り壊しが進み、「町家・古民家等の歴史的資源を活用した観光まちづくり」が急務となっている。

新たにオープンする「村上邸長屋群」を使用した宿泊棟「MUNE」

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客室イメージ VMG HOTELS & UNIQUE VENUES

村上邸長屋群一体は江戸後期から明治中期に建てられた長屋群及び土蔵群で、長屋が囲む中庭は昔は木蝋製造における「さらしば」だった。木蝋で財をなした村上氏(=伊予銀行の前身の1つ、大洲銀行を設立し、頭取を務めた)の重要な木蝋製造拠点として活用されたエリアであり、木蝋製造には欠かせない井戸水を大量に取水できる特殊な場所だ。いまも庭にはその名残があり、大洲神社の森と山から注ぐ地下水が一体の水脈を形成し、TUNE棟からMUNE棟中庭にかけて合計6個もの井戸が存在している。城下町として栄えていたころの面影を色濃く残しているエリアであり、臥龍山荘に向かう道に佇み、大洲神社に隣接する贅沢なロケーションと静かな環境は日常とはまるで違うゆったりとした時の流れを感じることができる。

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イメージ VMG HOTELS & UNIQUE VENUES

各部屋は外観・梁など歴史ある佇まいはそのままに、水回りやベッドなど宿泊に必要な機能を整備し、昔ながらの趣とモダンかつ高品質な空間を融合している。また今の時代に適したニューノーマルな旅において、ソーシャルディスタンス、三密回避の旅を可能とする小規模分散型ホテルとして安心安全の滞在を提案している。

VMG HOTELS & UNIQUE VENUESについて

「まだ見ぬ時と出会う場所」をコンセプトに、当社が運営する歴史的建造物を利活用したホテルとユニークべニューの新しいブランドとして位置づけ、地域に息づく歴史や文化に触れる体験と、究極の個別化されたおもてなしの提供により、心の豊かさに気づける機会の提供を目指している。

NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町詳細

住所〒795-0012 愛媛県大洲市大洲387
予約WebサイトNIPPONIA HOTEL 大洲 城下町 ホームページ