雲の中に育まれたアート
中国では最も高く、世界で2番目に高い超高層ビルの上海タワー(高さ632メートル)の高層階にJ Hotelが2021年6月20日にオープンした。上海タワーは、スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル (SOM) やコーン・ペダーセン・フォックス (KPF)、ノーマン・フォスター率いるフォスター・アンド・パートナーズ、中国の上海現代建築設計集団など名だたる設計事務所がコンペに参加し、最終的にはゲンスラー社の案が勝ち残り、建築家のMarshall Strabala & Jun Xia (Gensler)TJADらによって設計され、2016年3月12日に竣工した。陸家嘴の中心部に位置して上海全体を鳥瞰できるJ Hotelは、多彩なアート・文化の幅広い影響を織り交ぜ、上海に比類のないラグジュアリーな視点をもたらす。それは宮殿特別室から最高のライフスタイル、健康、料理と飲み物、テクノロジー、ホスピタリティーサービスまで、デザイン全体に芸術的なタッチを融合して、本物の中国様式でつくり上げられたラグジュアリー旅行体験を提供する。
J Hotelのロゴは上海の象徴、花開くハクモクレンにヒントを得ており、静止画内の力強さを表す透明な光の輪に囲まれている。Jブランドはアイコンの趣旨と優雅さを通して、中国文化の育成で国際的に定評ある上海のホテル建設のビジョンを共有したいと願っている。また「J」は中国最大で、世界2位のホテルグループJin Jiang International Hotels(錦江国際ホテル)の最高級ホスピタリティーブランドである。「J」は「Jinjiang」の頭文字から名付けら、ホテルは中国の博愛哲学を軸に中国要素の芸術的環境と心からの良質サービスを通じて、誠実、親切、プロ意識、思いやりをもって全てのゲストを歓迎する。