プロデューサー・立川直樹と写真家・宮澤正明がおよそ6年の歳月をかけて再発見してきた石川の魅力

月刊誌『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』2024年3月号増刊「石川 北陸新幹線金沢 - 敦賀間開業! 石川観光の新しい扉を開けよう。」が2024年3月22日(金)に発売された。プロデューサー・立川直樹と写真家・宮澤正明が、およそ6年の歳月をかけて再発見してきた石川の魅力が詰まった一冊となっている。

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金沢から北の能登地方、南の白山・加賀地方と南北に長く起伏に富んだ石川県は、それゆえ同じ県ながらそれぞれのエリアによって食文化、景色、風習、伝統文化にいたるまで非常に豊かな個性と魅力を秘めている。令和6年能登半島地震では能登地方をはじめ県全体が被災したものの、復興を目指して皆歩みを進めているが、だからこそ石川へ足を運ぶことは支援にもつながる。

石川美景

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写真家・宮澤正明が、約6年の月日をかけシャッターを切り続けてきた石川の美景をグラビア掲載。白山の夜明け、能登の見附島、大本山總持寺祖院の朝課、白山ホワイトロード、金沢21世紀美術館、民俗行事「あえのこと」、羽咋市の妙成寺、主計町の夜景。五感でとらえたままに、感じたままに収めてきた石川。宮澤が見惚れたその瞬間を追体験できる。

食を通して地域の風土に出合うオーベルジュへ

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日本海が広がり、能登、白山、加賀をはじめとした四季豊かな地域で育まれた石川。多彩な食材はもちろん、およそ360年の歴史を紡ぐ九谷焼をはじめとした工芸品も根づいており、それらが一体となって石川の食文化を発展させてきた。土地固有の気候風土が育む食材やうつわをすべて味わい尽くす旅がかなえられる飲食店を紹介。

建築デザインに宿る、石川の美意識をめぐる

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石川県には江戸時代頃から現代までの名所・旧跡が数多く残り、まち全体が名建築を味わえる博物館のよう。SANAAが手がけた町と一体化したかのような「金沢21世紀美術館」をはじめ、金沢出身の仏教哲学者・鈴木大拙の功績をたたえて設立された「鈴木大拙館」を手掛けたのは建築家・谷口吉生。様々な時代を越えた建築デザインに宿る美意識を、建築家ごとにひも解く。

掲載例:谷口吉郎・吉生記念金沢建築館 / 鈴木大拙館 / 加賀片山津温泉 総湯 / 金沢21世紀美術館 / 石川県立図書館 / 国立工芸館 / 石川県立歴史博物館 / 石川県立美術館

食の歳時記

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石川を訪れる前に、その地の食文化に触れれば現地での味わいはひときわ美味しくなる。春には加賀野菜をはじめとして日本海の海藻やタケノコなどの山菜。秋になると必ず食べておきたいのは香箱ガニと加能ガニ。本企画では食材はもちろんのこと、それらが味わえる名店も紹介する。

『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』 2024年3月号増刊 書籍概要

発行ディスカバー・ジャパン
発売日2024年3月22日(金)
定価2,200円(税込)
URLhttps://tinyurl.com/vaz5te3e